イノセント・ラヴ

イノセント・ラヴ

いや〜新しい月9ドラマイノセント・ラヴを観たよぉー。今年春の大ヒットドラマラスト・フレンズのスタッフが作ったということで、どんなもんだろう?!・・・って過度な期待をせずに観てみたら、まさに「ラスト・フレンズ」のドロドロ〜な世界全快!!★ (※宣伝ポスターも、そっくりのイメージだもんね。)
まず、主題歌は「ラスト・フレンズ」同様、宇多田ヒカルの曲。っていうか、今回は新曲でもない、昔のアルバムの中の1曲。切な〜い感じドップリ〜。でも、翌日レコ直の着うたデイリーダウンロードは、ぶっちぎりの1位!!* まぁ、宇多田ヒカルの人気絶好調の時の歌だけに、改めていい歌だなーって思ったよ。 

そして、肝心のストーリー。とにかく「ラスト・フレンズ」で長澤まさみが演じた、めちゃめちゃ純粋なイイ子なのに、とにかく不幸で、暗〜い感じのオーラを漂わす女の子の役を、今回「イノセント・ラヴ」では堀北真希が演じている。そして、暗〜い雰囲気の中で、笑顔がめちゃくちゃ爽やかな男の子を、ゆずの北川悠仁が演じている。(※「ラスト・フレンズ」の上野樹里的なポジション。)そして、ネタ的には・・・殺害、いじめ、裏切り、死刑囚、植物人間愛、兄弟愛、同性愛!!・・・ほんと、初回から、これでもかーっ!!* といった状態だ。まさに「ラスト・フレンズ」!! 

ちなみに、初回の関東世帯平均視聴率は、16.9%と月9にしては低め。東野圭吾×宮藤官九郎で話題の流星の絆、緒方拳の生前最後の作品となった風のガーデン、そして何故かセレブと貧乏太郎には負けた感じだが(「スキャンダル」とは同点)、「ラスト・フレンズ」のように・・・今後じわじわ絶対伸びてくる感じはするねっ!! もちろん上野樹里の素晴らしい演技は無いが、今後うまく乗っていける見込みは感じられたね。 

・・・ところで、「セレブと貧乏太郎」のヒットはかなり意外だった。(今後どこまで続くか分からないけど・・・)でも、「イノセント・ラヴ」もそうなんだけど・・・結局世の中不景気な時は、自分よりも不幸な人を見たいという潜在的な意識が人々の中に働いているのかもしれない。
いずれにしても、7月〜9月のドラマはどれもイマイチだったので、今クールは色々期待作が揃っているからいいね。まぁ、どれも視聴率的には篤姫には敵わないだろうけど・・・。あ〜それにしても、ドラマばっかり見ていると、時間が無くなっちゃうんですけどぉー*