プライドと偏見

REiKO2006-02-01

プライドと偏見(Pride & Prejudice)』を観た。
本当は、『Mr. & Mrs. Smith』を終わる前に観にておこうと思い、仕事帰りに六本木ヒルズに寄ったのだが、映画の日のため、チケットは完売。しかも、ほとんどの作品が完売状態だった。恐るべし映画の日!! そんなわけで、21:50〜の『プライドと偏見』のチケットを買い、空いた1時間をイタリアンのフルコースでお腹を満たした。
この映画は高慢と偏見という小説を映画化したもので、18世紀末のイギリスの「女性と結婚」がテーマになっている。後から知ったのだが、。『ブリジット・ジョーンズの日記』もこのお話がモデルになっているんだとか・・・。
とにかくストーリーとかはさておき・・・ この映画の最大の魅力は、映像の美しさ!! 色彩と映像のトーンがとにかくキレイで、何度もうっとり☆した。まるで絵画を観ている感覚だ。
衣装も、とても計算されていると思った。5人姉妹の中でも、主人公の次女Elizabethが引き立つように、計算されていた。Elizabethはよく深緑やグリーングレー系の洋服を着ているのだが、色白でダークブラウンな髪の毛、若干緑がかった目の色に、本当によくマッチする衣装が選ばれていた。この色彩センスに感銘!! 
これも後から知ったのだが、アカデミー賞ノミネートも、Best Actress以外に、Best Art Direction、Best Costume Designとかもノミネートされていて、ほんと納得!! 
背景や景色も素晴らしいので、美しいものを観たい人には、是非お勧めできる映画である。(※そういうのに興味無い人は、逆に辛いかも・・・。)
また、主人公Elizabeth(Keira Knightley)が、Winona Ryder、Natalie Portman似で、とても美人!! でも笑うとちょっとその美人さが崩れる感じで、Elizabethという強気な、単なる美人じゃない女性の役に合っていた。

「プライド」と「偏見」って、人々の間を遠ざける2大要素だと思うんだけど、このElizabethとMr.Darcyとの間は、結局Mr.Darcyが折れたことによって、二人は結ばれた。最初に結婚を申し込んで断られても、その後にずっと諦めずにElizabethのためにできることは何でもやったことが勝因。結局プライドがある女ほど、プライドむき出し男にやさしくされると弱いのである。男はこうでなくっちゃ!! 
Aaliyah "Try Again" でもあるように、"And if at first you don't succeed, then dust yourself off and try again♪" だよねー。・・・ところが、最近の男は弱すぎないかぁ?!