よくやったゾ、日本代表!!

REiKO2010-06-29

よくやったゾ、日本代表!!

ワールドカップ、今年は南アフリカ開催ということで、実際会場まで観に行った人は少ないだろうし、今年は事前になんとなく“日本代表は弱い”というレッテルが貼られていたので、大会前の盛り上がりは、相当イマイチだった。

えっ、そんなん日本代表が弱いなんて、今始まったことじゃないやん!!★ 
って思っていたが、どうも岡チャン批判やら、その前の親善試合もボロ負け続きで、パッとしなかった。

…が、第1戦のカメルーンで、必死に守り、わずかなチャンスで1点を入れて勝利したところから、日本全国が盛り上がった。期待してない勝利の盛り上がりは、ハンパ無かった。第2戦は優勝候補とも言われるオランダで、結果は負けたが、かなり良い闘いをしていた。…そう、“戦い”ではなく“闘い”… なんかそんな感じがする日本代表だった。第3戦はデンマーク、引き分けでも決勝トーナメントに上がれたが、無事に勝った!しかも、3-1で。そしてこの日、デンマーク戦で初めて、日本代表がサッカーをしている!…と感じた瞬間だった。日本は、ここ連続で何大会かワールドカップに出場はしていたが、サッカーをしていると感じたのは初めてだった。凄い!日本ってやるじゃん!!★ 早朝3:30キックオフの試合だったのに、視聴率が40%とかいった。結果的に話ワールドカップは、めちゃ盛り上がったのだった。

無事にグループ2位通過で決勝トーナメントに上がれた日本。最初の対戦相手は、パラグアイ粘った。日本だけじゃなく、パラグアイも粘った。…そんな風に見えた試合で、どちらが上手とかでもない、互角な戦いだった。延長戦、そしてPKでの勝負となった。確実に決めたパラグアイに対して、日本は…駒野が外した。敗北の瞬間だった…。残念だ…おしかった。でも、負けは負け。
パラグアイは、前回のドイツ大会でもBEST 16にはなっていて、今回悲願のBEST 8という結果になった。日本は、ドイツ大会では1勝もできなかったのだから、大きな進歩だよ。しかも、この大会で“日本はやれる!日本はサッカーで闘える!”ということを証明してくれたのだ。そして4年後への期待にも繋がった。
11時キックオフだったパラグアイ戦は、TBSの歴代最高視聴率をたたき出したらしい。平均で57.3%、瞬間最高で64.9%。でもきっとパブリックビューイングしていた人も多いことから、実際の視聴率は70%ぐらいなのではないかと思う。皮肉なことに、この枠はフジテレビが当初持っていたのに、権利放棄したからTBSだったらしいね…。

今回、“岡チャン批判”に始まり、“岡チャン感謝”に終わったワールドカップ日本代表だが、やっぱり観てて気持ちよかったのが、良いチームワークだ。今までとは比べものにならないぐらい代表メンバーの一体感があったと思う。団結力というのは、時として強い個人を超えるのだということを証明してくれた。今までは何となくスター中田がいて、周りも中田に気をつかっていた感じがしたが、今回はスター本田がいても彼はチームを大事にしていた。国歌斉唱の時の肩組みも、更衣室で闘莉王が提案したというではないか。この一体感、スキンシップが、日本国民に感動を与える結果となったのだ。 
本当に、よくやったゾ、日本代表!!★