DJ BOBO

飛行機の中で、DJ BOBO(スイスのテクノシンガー)のドキュメンタリー番組があったので思わずチェック☆ いや〜、この人もう10年以上活動しているし、もうハゲのオッサンになっていたのだが、今でもドイツやスイスではめちゃくちゃ人気があるらしい!! ビックリだよー!!
昔のハウス・テクノブームの頃に出てきたアーティストで、その頃売れていた他のアーティスト(例えば2 UNLIMITED、LA BOUCHEとか色々いたよねー!! 懐かしい〜*)はほぼ全滅なのに、まだ未だに人気者なんだもん!! その理由がそのドキュメンタリーで明かされていた。CDが売れない時代になって、彼はコンサートに力を入れ始めたのだ!! コンサートの売り上げで儲けるというシステム。歌唱力やダンスには限界がある彼は、エンターテイメント性を高めることによって、人気を維持することに成功したのだ。彼の目指しているものは、音楽のコンサートとシルク・ド・ソレイユの間だそうだ。確かにそんな感じで、一流のダンサーたち、衣装、舞台セット、まるでサーカスのよう。とにかくスゴイ!!
彼は今や自分の会社を設立していて、信頼できるスタッフと仕事としている。Tシャツ等のグッズとかも売れてるらしい。もともとこのオッサンは、パン屋だったらしいが・・・そんな彼がここまでのビジネスマンだとは思ってもみなかった。そして、めちゃくちゃ踊れるから、体も鍛えてるのかなぁ〜。
ちなみに、最近スイスではスイスの国旗のTシャツが売っているが、これもDJ BOBOが元々モンテ・カルロ音楽祭のパフォーマンスで着て、それから大量生産されるようになったらしい。最初は赤十字と間違えられて、「いや、これはスイスのフラッグなんだ!!」と言ってから、皆がスイスを更に誇りに思えるようになり、スイス国旗Tシャツが出来たらしい。(※ちなみに私もお土産に購入しちゃいました〜*)

話は戻るが、SWISS INTERNATIONALも、本来ならばスイスという国で航空会社が持てるだけでも誇りに思わなければならない。あまりにもドラスティックにコストカット・給与もカットをして、社員のモチベーションとプライドが維持できていないみたいだが・・・。