人望はスキル・・・マジ?!

「人望はスキル」・・・今日会社で受けた「後輩指導研修」で、講師の先生が語った。そんな本まで出版している先生だ。
後輩指導というよりは、対人コミュニケーション全般の内容で、とにかくペアになって課題(テーマ)が出されて、初めて会う人と話す・・・そしてまたペアを替えて別のお題・・・という、なんか一歩間違えたら合コンなんだか、パーティーなんだか・・・みたいな感じ*(私ともう一人の若い女の子以外、全員男だったしね・・・。)社内の他の部署の先輩から後輩まで、色んな人と会話するから、それなりに楽しかったけどね。
それなりに「誉める」、「叱る」、「聞く」といったことのテクニックを学んだのだが、基本的に全てはテクニック!! ・・・スキルでどうにでもなるというのが、この先生の教えだからだ。
マジ?!?!?! ・・・* 
私は今までテクニックというものを全く信じてこなかった。もちろんテクニックで乗り切れることはあるし、そういうテクニックが通じるシーン(相手)も多々ある。でも、私は薄っぺらいトークとゴマスリが一番苦手なタイプ。苦手だからこそ、自分らしさと、熱意、誠実さをウリにしてきた。でも、それが「要領の悪い私」であることも認識していた。だからこそ、ペラペラ適当な上辺トークのできる要領の良い人が少し羨ましかったりもした。
半信半疑で、先生の理論とコミュニケーション術を聞いていた。うん、そして80%ぐらいは納得したし、私みたいな不器用なタイプは、コミュニケーション力が問われる仕事をしている以上、こういうテクニックを学ぶのは本当に勉強になった。
先生は、恋愛アドバイザーでもあるらしく、女は「すっごーい!」っていうい言葉一言で、男の心を掴むことができると言う。それがキャバ嬢のテクニックらしい。でも、私の場合、男が「スゴイね」と連呼したら逆に「馬鹿じゃないの?!」って思うけど・・・って反発したら、先生は「男は本当に単純だから!!」だって。・・・まぁ、トライする価値はあるかもね。MAYBE次の飲み会にデモ。(笑)
夜、会社の大先輩(上司)たちにその話をしたら、「テクニックが通用するのは、もっと下のレベルの話で、うちの会社はそれをウリにしていないよ」・・・って。「キャバ嬢」じゃなく、どっちかというと「銀座のママ」になる必要があるんだって。・・・納得。
よかった・・・☆ やっぱり私の信じてきたことは正しかったんだよね。上辺トークで接しているだけで、信頼を得て、大金を預けてもらえるほど、世の中甘くないもんね。相手によって、スタイルを変えていたら、私自信の個性だってどこにあるのか分からないし・・・。でも、それがうちの会社のウリじゃないとしたら、なんでそんな講師の研修やってるんだろう?! しかもその講師、最近では新入社員研修までやっているらしいし・・・大丈夫?! まぁ、私にとっては勉強になったし、それなりに楽しい研修であったことは、間違い無いけどね*