イタリアの勝利、主役はジダン

REiKO2006-07-11

ウィンブルドンもすっかり霞んでしまったぐらいの盛り上がりを見せた今年のドイツワールドカップも、とうとう終わった。
結局イタリアがPK勝ちで優勝の栄光を獲得した。しかし、世の中の話題の筆頭はジダン!! 引退試合がワールドカップ決勝という輝かしいステージ、しかも後半まで1-1の同点だったにも関わらず、敵のマテラッツィに嫌味を言われて、反撃の頭突きで退場!! 彼の過激な行動のお陰で、イタリアはジダンに完璧に主役の座を奪われた。しかも、皮肉なことに、そんなジダンは大会のMVPに選ばれた。多くの人は、頭突き事件前に投票したからだと言われている。いや〜、ドラマだねぇ。
実は、私は昨日の早朝、ちゃんと午前4時前までは起きていて、最初の2得点は見ることができた。しかしその後、気付いたら寝ていた私が再び目覚めたのは、PKの直前だ。えっ?! PKなの?!・・・って慌てて目覚めた。というわけ、すっかり見所は押さえていたつもりになっていたが、頭突きシーンはライブで見逃していたのだった・・・* 
もちろん、誰もがジダンの取った行動は、理性が無く、明らかに間違っていたと言い、とても残念がっている。しかし、それでもスーパースターに代わりは無く、国民は彼のことを許すという人の方が多いらしい。マテラッツィは、侮辱的な言葉を発したことは認めているが、その内容はまだ明らかになっておらず、人種差別的な発言だったどうかも分からない。母親や家族のことを侮辱された方の説が強い。いずれにしても、子供から大人まで、世界中の人の関心を集めている大イベントでの問題なので、ジダンも自らの言葉で、記者会見するなり、一言謝罪するなりするべきだよね。