Block Party

REiKO2006-11-01

一足先に「Block Party」観てきちゃいました☆ 
「Block Party」とは、2004年9月18日、ニューヨークのブルックリンで、一夜限りのシークレットライブ『DAVE CHAPPELLE’S BLOCK PARTY』を開催した模様、背景、裏側と描いたドキュメンタリー映画。監督は、ミシェル・ゴンドリー
コメディアンDave Chappelleの主旨に賛同した多くのアーティストが、ライブに参加。Kanye West, Mos Def, Jill Scott, The Roots, Common, Erykah Badu, Talib Kweli, Dead Prez ・・・そして、最もハイライトは、The Fugees!!
The Fugeesは、8年ぶりの復活!! Wyclef Jeanは、今でもバリバリ現役だけど、Lauryn HillとPrasは最近全く見なくなった。そんな彼らが、3人でステージの上に立ったという感動的な瞬間だった。そして、Laurynが"Killing Me Softly" を歌った・・・感激☆ なんていうのか、Lauryn Hillの歌声は本当にソウルフルで、懐かしさと、その「生」な感じが感動的だった。いや〜このわずか数分のシーンを観るだけでも、この映画を観る価値があると思った。

なにより、このライブはとてもリアルな雰囲気が良い。大きなヘアスタイルがトレードマークのErykah Baduも、大きなアフロヘアで登場したが、風がきつくて、ヅラが飛んで行きそうになった。その瞬間、Erykah Baduは自分でヅラを外した!! WOW!!★ そこには本当にナチュラルな、一人の強い女性が気持ちを込めて歌っていた。
他にも、ステージ上ではKanye WestJohn Legendと一緒に"Jesus Walks"を歌っていたが、この曲大学生のマーチングバンドが演奏して、Kanyeがリードしていた。このマーチングバンドは、David Chappelleが地元オハイオで色んな人に声をかけて「Come to my party!!」と招待していたうちの一つ。バスを出すからといってニューヨークに招待したのだ。他にも、警察官やタバコ屋のおばちゃんなど、色んな人を招待するその様子、なんだか熱意を愛が感じられる。この映画は、アメリカ黒人が深層に秘めた、黒人であることに対する意識や想いがとても良く現れていて、とてもリアルで奥深い映画だと思った。監督の力も凄くあると思う。
そんな中、Dave Chappelleはさすがコメディアン、たまに発する言葉や仕草が面白く愛らしい。私の中で一番ウケたのは、ブルックリンでパーティーの告知を車に乗りながらメガフォンで叫んでいるとき、少しキレイなお家が並ぶ住宅街を通ったときに発した言葉:「Huxtables, come to the party!! Bring Rudy, bring Theo, bring Denise.」・・・☆ 私しか笑ってなかったかも・・・。私、昔「The Cosby Show」が大好きだったんだよね!! ホント、彼のユーモアが、ドキュメンタリー映画でありながらも、この映画を更に明るくポジティブなものにもしているからいいよね。 

http://www.blockparty.jp/home.html