液体物のパニック

昨夜は全く眠ることなく、1時頃に帰宅し、それから洗濯・お風呂・パッキング・・・なんとか6時前にお家を出ることが出来、7:30発の羽田空港から関空行き飛行機に乗ることができた。
目的地は、ジャズフェスティバルで有名なモントルー(Montreux)。スイス在住時代に家族のように親しくしてもらっていた、世界の車をスイスに輸入販売しているファミリー企業 Emil Frey AG の Walter Frey と甥の Philipp Rhomberg から、スイス・トヨタの40周年パーティーに母親と私は招待されているからだ。 
モントルーは、ジュネーブから車で一時間ぐらい走ったところにある、レマン湖沿いの昔からの避暑地。まず、ジュネーブにたどり着くために、私は関空へ向かい母親と合流し、そこから10:40発ルフトハンザでフランクフルトへ向かい、フランクフルトからジュネーブへ飛んだ。ジュネーブから車で移動し、モントルーに到着したのは現地20時ごろ。・・・つまり日本時間6時に家を出たとして、8時間の時差を入れると、目的地まで22時間かかったことになる!!・・・本当に長旅だったよ!!★ 
早朝、荷造りをしている間、テレビで昨日3月1日から始まった、新しい液体物持込の規制のニュースをやっていた。オペレーションの変更に、空港は激混み状態。しかも、日焼け止め、リキッドファンデーション、整髪料まで没収されているレポート映像を見て、焦って手荷物に入れようとしていたメイク・アップ道具をトランクに押し込んだ。・・・助かった* なぜなら、ジュネーブまでのチェックインを全て羽田で完了させ、関空に着いてから焦る必要はなくなったからだ。そして予想通り、関空の手荷物検査は大渋滞。しかし、そこで判明したことが・・・小さいビニール袋に入る100ml以下の液体物なら持ち込めるらしい。 な〜んだ!!★ 
そして、DUTY FREEにて、私の愛用している香水、CHANEL CHANCEを買った。
「乗り継ぎありますか??」・・・とレジのお姉さん。・・・「あります!!」と応えると、レジのお姉さん、焦って小さいビニール袋を取り出し、香水を入れてくれた。あ〜これは面倒!! 香水みたいな小さいものならいいけど、お酒とかどうなるわけ?!?!★ 
最近寝不足だった母親も私も・・・飛行機の中で色々映画を観ようとしたけど、結局1本も観終わらなかった。私は『DEPARTED』を何度も観ようと試みたが、眠気に勝てず、結局最後まで見終わらず・・・。最初のジャックニコルソン扮するFRANKの台詞:「I don't want to be a product of my enviroment. I want my enviroment to be the product of me.」・・・この台詞、暗記するほど繰り返して観たようとしたんだけどねー★ 

モントルー、着いたときには既に真っ暗だけど、天気は雨。ここ一週間ぐらいずっと雨降りらしい・・・。最悪〜★ でも、ホテルは素晴らしい!! Raffles Le Montreux Palace というとってもステキな高級ホテル。お部屋からはレマン湖が見渡せる。インテリアは、私が好きなスイスっぽい感じ。この“スイスっぽい”って、とっても説明が難しいんだけど、例えばこの私が泊まったお部屋・・・ 真っ赤なじゅうたんに、カラフルだけど質感のあるカーテンや椅子、ストライプや小さいドット、暖色と寒色のミックス、こういうインテリア・コーディネートを私はとてもスイスらしいと思う。他の国ではあまり見ないスタイルなんだけど、私はすごーく好きなの〜☆