SIGG

SIGG@表参道ヒルズ

今週末はゆったりと過ごしている。・・・そんな週末も必要だからね。今日も夕方からショッピング・・・そして、表参道ヒルズにたどり着いたら、SIGGの展示販売をやっていた。 

SIGGとは、スイスのアルミ製の水筒メーカー。機能的なのに、可愛いデザインのものが多いんだよね。

密かに、このSIGGは、1908年からあるらしい。昔はアウトドアでしか使われて無かったのかな?! ・・・スイスでも、一般的にメジャーになったのは、私が中学生の頃だと思う。・・・それって、17年前とかの話。最初は、“炭酸もOKな水筒”として、私は愛用し始めた。私が覚えている限り、友達で持っている子がいて、それで真似してアウトドア系のショップで買ったんだと思う。当時は周りでも珍しがられたんだよね。それからSIGGはどんどん普及して、今ではスイスの空港とかでお土産として売られていたり、日本でもソニプラで買えたりするぐらい、ワールド・ワイドな商品となったんだよね。 

今回、表参道ヒルズで行われていたのは、「SIGG + MOGRA 期間限定ショップ」と題して、8月1日〜9月2日まで(今日が最終日)、展示販売されていたのだ。「SIGGボトル2006 デザインコンペティション」というものが開催されていたらしく、そこで選ばれたグランプリ+準グランプリの作品の商品も飾られていた。なぜか2つとも似たり寄ったりなデザイン。そして、表参道ヒルズ限定デザインボトルも販売されていたよ。

そもそも、日本でも昔から水筒文化はあった。皆、お家では麦茶を作ったりして、それを水筒に入れて持ち歩いたものだ。しかし、日本の夏は暑い。次第に、魔法瓶であることの重要性が高くなった気がする。そして、その後ペットボトルで飲料を買うことが普及した。気軽にどこでも買えるから、水筒の需要は減り、更に中高生などの部活では、それこそペットボトルにお茶を入れて、そのまま冷凍庫で凍らした方が、手軽で経済的だとされるようになった。そして、今・・・ようやくECOであることが注目されるようになり、再び水筒を流行らせることができる市場ができたというわけだ。「マイボトルを持とう!」なんてキャッチフレーズでね。まだまだこれからのビジネスだとは思うが、エコバックにスタバ等のタンブラー、最近ではマイお箸とかも流行りつつあるんだよね。ちょっと“ECOがカッコイイ”なんて感じのノリではあるけど、ECOを意識しないよりはマシだしね・・・* 

それにしても、スイスって案外ポップなデザインに定評があるよね!! あんまり脚光は浴びないけど、でもこのSIGGだって、機能とは別にデザインのユニークさがウリだったりするし、世界中でブレイクしたSWATCHだってデザインだからね!! 陰ながらイイ仕事をする、それがスイスの美的センスだと私は思う。
http://www.sigg.ch/