表面20・地下80

もちろん昼夜逆転の週末、23時半に家を飛び出し、友達マリコと西麻布で呑み、そして語り合った。色んな人間がいて面白いなぁ〜っていう会話をしている中で、「私はなんて複雑系なんだろう?」と思った。するとマリコは、「れいちゃんは、表面に出てる部分がチョットで、地下がすごーく大きいんだよ!!地下があまりにも大きすぎて、バランスが取れないから、少しでも表面を大きくしたいと思ってるでしょ?」と。・・・妙に納得してしまった。というか少し感動した!!☆
そうなんだよ・・・人間って確かに知性とか性格とは別に、そういう分野に分けられるのだと。マリコと色んな共通の友達を例に語り合った。

結論としては、表面に出てる部分が大きい人は、優れた表現者であり、自分の本質が見事に表現できているのだ。つまりとても社会的にも世渡り上手なタイプだろう。逆に地下が大きい人は、なかなか自分の本質を表現できず、私みたいに表現できないことに苛立ってジレンマを感じてしまったりもするのだ。私とは逆で、地下にどんどん堀詰めちゃう人は、自分の世界に入って自殺とかしてしまったりするタイプなのだろうと。芸術家によくあるタイプなのかも。そして、一般的に他人から理解してもらえるレベルというのは、表面50・地下50のバランスが取れているタイプまでで、それより地下の割合が増えると、なかなかそう簡単には理解してもらえないのである。

私は今まで、地下の小さい人と出会ったときに、少しその人に物足りなさを感じていた。嫌いとか、友達になりたくないとか、そういう次元じゃなくて、少しツマンナイナァ〜と。でも、凄く上手い表現者がいたりすると、少し羨ましかったり、尊敬する場合も多々ある。そのサクサクとした生き方と行動力に。でも、不思議とそういう表現者は、同じような表現者、つまり地下がほとんど無い人のことを、ツマラナイと思わないらしい・・・。ようするに、「同類」なのだからだー!!・・・このことに今日初めて気が付いた!!

私は、表面20・地下80だとしよう。別に、地下80を他人に理解してもらおうとは全く思わない。だって、地下にあるんだし、理解しにくいんだから・・・。でも、私っていう人には地下があって、それが見え隠れしていることには気付いて欲しいなぁ〜。