愛・地球博〜2日目

REiKO2005-09-19

早くホテルを出ないと・・・と思いつつ、7:40出。疲れていて、もう一日万博に行くことに前向きになれなかった母親と、朝から喧嘩する羽目に。(※早起きできなかった私が悪いのだが・・・。)前日が8時頃にホテル出たので、今日の方が若干早く、その分だけ早く会場に入れた感じで、待ち時間は前日同様でした。
まず、西ゲートから入場し、長久手日本館」をチェック・・・5時間待ちなんて有り得ないと、隣の藤井フミヤ総合プロデュースの大地の塔へ。大地の塔は100分待ちでした。100分でも十分長いのに、万博会場にいると、まだカワイイ数字に思えてくる。炎天下の中での待ちは相当キツイが、列が流れていたので、まだナントカ耐えられました。大地の塔は、高さ47m、壁面は水が流れ落ち、とても美しい。そして、中はもっと美しい。巨大万華鏡(世界最大)になっていて、ただただ美しく、まるでステンドグラスのよう☆ 並んだかいはあった。
その後、昨日見れなかったスイス館へ直行!! これまた、各国のパビリオンの中では、案外人気らしく、90分待ちでした。スイス館、これまたとても素敵でした。「山」というコンセプトで、中に入るとスイス軍が使用する懐中電灯を渡されました。実は、この懐中電灯は、改造してあって、なんと音声ガイドになっているのです。最初に登山電車の音を聞き、出た先は洞窟のようなビニールのエアドーム。スイスの芸術・文化・技術・科学・歴史と色んなものがとてもアーティスティックに、非常にかっこよく展示されているのです。ウマイ!! そして、暗めの展示スペースの中の展示物にライトを照らすと、懐中電灯から音声ガイドが流れる仕組み。実際ライトを照らすのも楽しいし、本当に上手くスイスという国が表現できているなぁーと関心した。そして、洞窟を出て階段を上がると、そこはアルプス!! 山のど真ん中にやってきた感じです。ちゃんとスイスの国旗も立っていて、最高!! スロープも、登山の道のようにできていて、本当に凝った造りになっていました。最後にお決まりのお土産屋さん、とてもセンスのある物をおいているし、かなり良い展示で気に入りました。
http://www.dynamic-switzerland.jp/pav/

スイス館を観たら、もう満足。フランス館の近くのスタンドでピザ・バゲットを食べて、2時に会場を去りました。私の新幹線は19時台だったけど、疲れたことだし、ここで退散。ホテルに戻って、お茶して、そしてディナーを食べて、東京へ帰ってきました。

昔は気軽に海外に行けない時代だったので、各国のパビリオンの展示が凄く珍しく、とても新鮮だったのだろうけど、今ではいつでも海外旅行に行ける時代。もちろん普段行かないような国の展示などは、それなりに珍しく価値があるけど、あとはパフォーマンスが重要なんだよね。ただ文化を伝えれば良いのではなく、それをどう伝えるか、どうプレゼンテーションするかが人の興味を惹きつけるかどうかを左右するんだもん。そういったプレゼンテーションの手法とアイディアを見るだけでも、本当に人込みの中、はるばる万博へ行って良かったなぁーと思いました。また、各国のパビリオンで働いているスタッフも、その国の人がほとんどなので、世界中の人の立ち振る舞いを比較できる・・・という醍醐味もありました。