スケートシーズン到来

REiKO2005-10-01

とうとうスケートシーズン到来!! ISU公認の今シーズン初の大会再春館製薬所 Japan International Challenge 2005」が東京のサントリー東伏見アイスアリーナで開催された。日本フィギュアをトリノ五輪に向けて更に盛り上げるために企画された大会だ。
男子・女子それぞれ日本選手3名、海外選手3名が出場し、フリープログラムのみを実施。エキシビションとして、ペアの世界チャンピオンのタチアナ・トトミアニナ&マキシム・マリニン(RUS)と、日本のホープ浅田真央ちゃんが出場した。トトミアニナ&マリニンは、さすがの演技で、本当に上手かった。真央ちゃんは、まだまだ演技は幼稚っぽいんだけど、片手ビールマン・スピンは素晴らしかった。
まず男子、高橋大輔織田信成は頑張った!! ミスはありつつも、全体的な滑りは本当に良かった。優勝はジェフリー・バトルで予想通りダントツ1位なんだけど、そこまで感動はしなかった。まだシーズン初めで滑り・スピンと上手いんだけど、今ひとつというか…。ジョニー・ウエアは本当にイマイチ。もっとスケーティングスキルのある人だと思っていたけど、ちゃんと練習してるのかなぁ?! でもテレビじゃ分からないから、実はあんまり滑らないだけなのか?! そして本田武史、観たくなかった。もう過去の人って感じだった。全日本までに復活するのだろうか極めて怪しい。やっぱりトリノへの切符は、高橋大輔が一歩リードな気がする。
女子、とにかくイリーナ・スルツカヤは凄かった!! シーズン初っ端なのに、プログラムを滑りこなしている感があった。さすが女王!! しかし、荒川静香もナカナカ良い滑りを見せてくれた。ショパンの曲も合っていたし、ステキ&高度なプログラムだった。(衣装もステキ☆)細かいミスはポロポロあったので、技術点(Elements Score)は低めだったが、Program Components はスルツカヤの上だったのだっ!! 7点台後半がほとんど。これは大きい!! 安藤美姫と比べても約10点も差があり、明らかにスキルの差が感じられた。荒川の演技が終わった瞬間、会場が沸いた。荒川って淡々とキレイに滑るんだけど、人を惹きつける力が本当にある選手だと思う。安藤美姫は、頑張っていたけど、ちょっとプログラムが大人っぽ過ぎるかなぁー。それなりに滑りこなしているけど、4分間スローはやはり厳しいと思った。ビールマンスピンもちょっと無理があるなぁ…。
表彰式が終わり、会場を出ると、目の前のオープンカフェでカナダチームのコーチたち(ダク・リー、ジョセ・シュナールたち)はビール飲んで楽しそうだった。haha... オツカレサマ。

それにしても、久々に生でスケートを観たけど、やっぱり生は全然違う!! 帰宅して録画していたテレビ放送をチェックしたんだけど、スピード感が伝わらないし、案外ジョニー・ウエアがショボく観えない。やっぱり、グランプリ・ファイナルは確実に観に行かないと!! あ〜ん、トリノ五輪も観たいよー。誰か私をトリノへ連れてって〜ぇ!!  

あ・・・そうそう、ヴィクトール・ペトレンコ(五輪金メダリスト)がジャッジ席にいてビックリした。テクニカル審判みたいなやつやっていて、ビックリ!!


【女子・結果】
1. Irina SLUTSKAYA RUS 115.11
2. Shizuka ARAKAWA JPN 110.87
3. Miki ANDO JPN 97.19
4. Yoshie ONDA JPN 91.18
5. Susanna POYKIO FIN 81.23
6. Julia SEBESTYEN HUN 75.72

【男子・結果】
1. Jeffrey BUTTLE CAN 143.27
2. Daisuke TAKAHASHI JPN 133.57
3. Nobunari ODA JPN 130.76
4. Johnny WEIR USA 112.87
5. Chengjiang LI CHN 105.15
6. Takeshi HONDA JPN 102.28

http://www.japan-ic.com/index.html


※話は逸れるが、私の昔習っていたスケートのコーチのお母様が9月29日に亡くなられた。京都だったので、母親にはお通夜に出てもらい、私はお葬式には出席しなかったのだが、今朝昔の仲間からしんみりした電話をもらい、少し申し訳無い気分に…。婆やのご冥福を心からお祈り致します。