SHAWNETTEと過ごした3日間

REiKO2005-12-11

SHAWNETTE HEARD 3 DAYS INTENSIVE WORKSHOP に参加した。9日(金)夕方〜11日(日)のみっちり3日間集中の、通い合宿みたいなものだ。

SHAWNETTE HEARDとは、JANETのダンサー/振付師として有名で、MICHAELのツアーダンサーだったこともある、とにかく凄い人!! 
受講料は34,650円と高いけど、集中してダンスができることの価値に投資してみた。しかも、金曜は18:00〜だったので、そのために会社も午後半休しちゃった*

金曜夕方〜1レッスン、土曜2レッスン、日曜2レッスンというスケジュール。日曜にはJOSEというダンサーも遊びに来ていた。
1レッスンは2時間ちょい。まずはみっちりウォーミング・アップとしてストレッチ。バレエが重要だというSHAWNETTEだけに、プリエ&ルルベもしっかり。もちろん腹筋&腕立てもやるけどね・・・。
ウォーミングアップの後は、クロスフロアでひたすらターンの練習!! もうJAZZをちゃんと習ったこと無い私にとってはヒーヒー物!! できないし、首が切れないし…もう大変!! しかもダンスの場合、フィギュアスケートと反対回り(時計回り)が主流なので、全然無理!! フィギュアでは首も切らないしね。(回転が速すぎるから、視点だけ固定するんです。)SHAWNETTEは、いとも簡単にパドブレしてトリプル、首もシャッシャッシャッ…凄いキレ☆さすがである。
それが終わると、靴を履いてルーティーン。HIPHOPっぽいものだったり、LYRICALなものだったり、レッスンごとに違う振りを覚えた。そして小グループで踊って、ビデオに録画されたものを皆で観て、良いところ・悪いところを再確認した上で、最後にもう一回振りを踊る。こんなレッスンの流れ。
とにかく、「クリーン」に踊ること、それと同時に「表現力」を出すこと・・・これは本当に難しい。今回受講生の中にはかなり上手いダンサーもいたが、でもSHAWNETTEと比較すると、全然違う!! 何かが違うのだ。大きく動かなくても、内面から溢れ出るものが、全身から音楽を表現しているのだ。それが時にはパワフルに、時にはセクシーに。あ〜、どうしたらこんなに上手く踊れるようになるのだろう?!?! …そして私の未熟なダンスと向き合い、悔しくて仕方が無かった。

日曜の午後のレッスンは、通常とは異なり、それぞれが「ダンサーとしてのゴール」をSHAWNETTEに伝え、最後には今までにやったルーティーンを、グループで披露するというものだった。皆のダンスに対する取り組みと意思を共有し、私はすっかり感極まってしまった。ルーティーンを踊ったときも、どうしても上手い人ばかりに目がいきがちなのに、私に対して「上達したね。努力しているの、分かるよ。」って言われて、涙がこぼれた。嬉しかった。
そしてレッスンの後は、軽く打ち上げパーティーもあって、他の受講生とも交流を深めることができた。
3日間は、本当に充実した毎日だった。ダンスのモチベーションも上がったし、もっとレッスンに行かなきゃ・・・って思った。好きなジャンルだけやるのではなく、割り切ってJAZZの基礎や、バレエの基礎をもう一度やらないとね。…ホント、心からそう思った。SHAWNETTEはたぶん4月頃にまた来日すると言っている。このようなワークショップがあったら、また絶対受けたいと思うし、次までにはもっとスキルアップした自分でいたいと思う。ガンバルぞぅ!!☆


帰り道、新宿駅西口で、今年初雪に出会った…。 小田急百貨店の壁一面のスノーフレイクなイルミネーションと雪が幻想的だったよ〜☆★☆★