イナバウアー復活!!

しーちゃんコト荒川静香選手･･･　急遽フリープログラムをプッチーニ作曲「トゥーランドット」に変えるんだってね!! 大胆!!　
そう、あの2004年の世界選手権で優勝したときに使った、あの「トゥーランドット」!! 「得点を取るだけでなく、見せるプログラムにしたい」という理由らしく、タラソワコーチを離れたのも、高得点（レベル４）を取れるプログラムに専念し過ぎて行き詰っちゃったことが原因らしいしね。
今季のショパン作曲「幻想即興曲」も、個人的にはとても好きだったし、迫力があった。でも、「トゥーランドット」の方が、確かにしーちゃんの滑り方に合っているかもしれない。何より、良いイメージの曲だから、本人が気持ち良く滑れることが最も重要なわけだしね。
でも、2シーズン前の世界選手権は旧採点システムで採点された。今年は、やっぱりそうは言っても「レベル４を取れるプログラム」じゃないと勝ち目が無いわけで、構成も2年前とは異なるだろう。そもそもしーちゃんは過去に「トゥーランドット」のプログラムを2シーズンも滑っていて、1シーズン目は4年ぐらい前のスランプ時期だったし振付師も違うからいいんだけど、今回は2年前と同様モロゾフ氏の振り付け。なのに、内容や構成が2年前とちょっとずつ異なるとなると、極度の緊張状態の中、混同しちゃわないかなぁ〜?! ･･･密かに心配＊　本人は大丈夫だと言っているけど、何しろ新採点システムは一つの要素を抜かすだけで点数に大きく影響しちゃうからね!!
新プログラムには、得点にならないため「幻想即興曲」ではカットされていた、美しい「イナバウアー」も入れるみたいだし、なんかまた2年前のような、感動的な演技が観れるじゃないかって、期待しちゃうよね!! しかも新採点対応で、更に高度な技がてんこ盛りになるわけだから、完璧に滑れれば、スゴイものになりそう!!☆ 私、2年前の世界選手権のしーちゃんの演技を観て、始めてフィギュアスケートの演技で（しかもテレビで!!）泣けたの!! 感動したり、スゴイなーって思うことは多々あっても、涙が出たのは、あれが初めて。ちなみに、しーちゃん自身も演技直後に涙が出てきたも、あの時が初めてだったらしいね。トリノでも、泣けるような、感動的な、奇跡的な演技が観れますよーに!!☆　
プログラムを滑りこなす時間が無いことを心配する人は多いと思うけど、天才には少々変化があった方が新鮮な気持ちで滑れるから調度いいんじゃないかなぁ〜･･･きっと。2年前は大会2週間前にコーチを変えてるぐらいだからね。ホント、頑張って欲しい!!