河合隼雄文化庁官庁、脳梗塞で倒れる・・・

REiKO2006-08-18

河合隼雄さん、文化庁長官であり、臨床心理学の第一人者・・・脳梗塞で倒れちゃったんですってーっ!!!! 
はてな注目キーワードのトップで、気になってアクセスしたら、このニュース。本当に驚いた。 

昨日、緊急入院し、脳梗塞の手術は成功したものの、肺炎を併発していて、意識不明の重体らしい・・・。 

河合隼雄先生は、私の母親の師匠である。
私自身は、心理学に興味が無かったので、河合先生の文献を読んだことは無い。しかし、河合先生が書いた本は、心理学者だけでなく、一般の人にも売れる。私の母曰く、本の帯に河合先生の推薦文章を載せるだけでも本の売り上げが変わるらしい。とにかく偉大な人で、私の母親だけでなく、多くに人々に、多大な影響を与えてきた人であることは確かだ。
私の母親は、まだ赤ちゃんの私を連れて家を飛び出し、離婚。そんな時に河合先生の文献と出会い、心理学の世界に入ったのだ。現在、母は立派にユング派臨床心理分析家として忙しく働いているのだが、今の母親があるのは河合先生のお蔭。そして、間接的ではあるが、今の私があるのも河合先生のお蔭なのだ。私がスイス育ちなのも、そのお蔭だし。(※しかも、私は小学生の頃、C.G.ユングの曾孫と同級生だったというオチもある。)
また、それだけでは無い!! 河合先生の最大の趣味はフルート演奏!! 私も小学生〜中学生までフルートを習っていて、実は河合先生とデュエットしたことがあるのだ!! もういつのことだったか忘れたが、当時河合先生は自慢のゴールドのフルートを購入されたばかりの頃で、それを嬉しそうに見せてくれたのをよく覚えている。 

とにかく、このニュースはショックである。78歳、もうお歳ではあるけれども、まだまだ頑張って欲しいし、多くの方に影響を与え続けて欲しい。一日も早く、元気になって欲しいと願う。