BS朝日でフィギュアを観る

REiKO2006-11-07

フィギュアスケートのグランプリシリーズ、こないだブログで、放送権がテレ朝に移って、ダンスとペアが観れないと嘆いていたけど・・・実はBS朝日で放送されていることに気付き、SKATE CANADA(カナダ大会)はちゃんとBS朝日をチェック!! 今日は最後のエキシビションの放送でした。(※でも関西地区は、SKATE CANADAの地上波放送は全く無いんだってね!! ABC、このフィギュア人気を無視するなんて、大胆スギ!!★

BS朝日は、地上波で放送しないペアとアイスダンス(しかもコンパルソリー・ダンスから!!)、そしてエキシビションを放送してくれるんだけど、地上波で放送しないコンテンツなので、全く別のチャンネルを見ているかのよう。アナウンサーと解説者がスタジオから画面を見ながら解説するタイプで、まるでNHKJ sportsを見ているような気分。しかも、解説がイイ!!☆ ペアは元ペアの選手で国際ジャッジの岡野由起子さん、そしてアイスダンスダンスはついこないだまで現役だった宮本賢二それぞれ持ち味を生かした詳しい解説だから、面白い☆ ケンちゃんは、昔一緒に練習していた仲間だから良く知ってるんだけど、解説なんて出来るのかなー?!?! って最初は不安だったが・・・案外やるじゃん!!★ 特にアイスダンスの専門だからこそ、アナウンサーも厳しい突っ込みをしてくるんだけど、その突っ込みにちゃんと対応出来ているし、適切な返答をしていると思った。何よりも、アイスダンスっていうのは難しくって、シングルしかやったことの無い人には、そう簡単に解説なんて出来たもんじゃない。それを今まで、色んな人にやらせていたこと自体、私はどうかと思っていた。しかも、最近ルールが難しくなって、どこを見れば良いのか一層解り難くなっているのに、シングル出身で馬鹿の一つ覚えのような解説をしている人ばかりだからね。そう考えるとケンちゃんの解説は立派!! こないだまで現役だっただけに、ルールも理解しているし、何が難しいかも、選手の視点で語れる。選手の視点というのは、案外解り安いんだよね。目指せ、樋口豊先生のような“人気解説者”!! 最後に笑顔で手を振る姿が、ケンちゃんらしく、微笑ましいよ。 
ところで、SKATE CANADA、今年は男子はイマイチだったねー!! 高橋大輔のショートは凄く良かったけど、フリーは優勝したランビエールですら、これで優勝しちゃうのー?!・・・という演技。高橋大輔も、周りが悪くてラッキーにも2位に。プログラムは凄く良いから、ジャンプが決まればとても素晴らしいプログラムになるんだろうなぁーと・・・とにかく今後に期待している。
女子は、やっぱり地元カナダのロシェットが良かったよね!! 今回、全種目の中でも、一番印象に残った演技かも。自信に満ち溢れるパワフルな演技で、迫力があったよ。村主章枝もけして悪くなかった。振付けはとってもユニーク。でも、彼女は新採点システムになってから、全体お決まりで失敗していたループを跳ばなくなった。しかし、今回はサルコウも無かった!! エーーッ・・・とうとうサルコウもカット?!?!* つまりトリプルは3種類だけ?!?! 旧採点システムのときは、「WELL BALANCED PROGRAM」というのが重要だったから、全種類のジャンプをトライする必要があったけど、加点制に変わり、成功確率の悪いジャンプをカットしているんだよね。幾らミスは少なくても、3種類のトリプルしか跳んでない人より、5種類跳ぶ人を私は評価したいなぁ〜。 
それにしてもカナダ勢、私にとって新たな発見が多かったよ!! アイスダンスはバーチュー/モイア、ジュニア上がりなのに、かなり上手い!! まだ若いけど、すぐトップ軍団に入れるね!! 男子は、ショーン・ソーヤーの身体の柔らかさに脱帽!! そしてペア、マルコー/ブンタンブンタンってイケメンだよね!!(笑)