大ちゃん銀メダル、トップのフリー!!

世界フィギュア、アイスダンスのオリジナルダンスと男子フリーの日。朝、ヒロコちゃんが大阪からやって来た。本当は私も会社を休んで観に行きたかったけど、そう簡単に仕事を投げ出すわけにもいかず、泣く泣く業務に励むことに･･･。お昼休みに一旦会場に行こうかと企んだが、それどころでは無かったので、結局オリジナルダンスは全く観れず、男子シングルの信成の演技に間に合うことを目標とした。しかし、信成は前日の失敗で14位だから、滑走順が第2グループ。頑張ったが、やっぱり無理で、結局第3グループの3番目Emanuel Sandhuから観戦することができた･･･ふぅ〜★　
男子、第3グループの最後に登場したTomas Vernerがノー・ミスの素晴らしい演技をした。4回転2回に、トリプルアクセルまで!! こんなに上手だったなんてー!! しかも可愛いマスクのせいか、このクラスの選手にしては、熱狂的なファンが多い。ショートは、ピンクに黄緑のリボンの付いた衣装だったから、演技後にピンクのハート型クッションが沢山投げ込まれたが、フリーは黒に赤の入った衣装だったため、真っ赤なハートのクッションが!! しかもTomasと名前入り!!★ 第3グループが終わった時点で、彼はトップだった。　
そして、最終第4グループ!! EvanもJohnnyも失敗した。でも、Johnny Weirのプログラムと滑りはとっても良かったよ。しかし3番目にStephane Lambielが登場し･･･新しいフラメンコのプログラムを披露。これが、とにかく凄かった!!☆ ものスゴイ迫力で、ミスはあったけど、とにかくカッコよかった。去年のグランプリ・ファイナルで生で観たときは、Lambielの演技で全く感動しなかったけど、今回は違う!! 本当にまだ滑り込んで無いのに、とってもステキなプログラムで、純粋に“上手い!!”って思った。
Lambielの迫力演技の後は、優勝候補大本命のBrian Joubertが登場。グランプリシリーズで4回転を3回も決めた男だけに、もちろん彼のジャンプに注目した。しかし!!　最初のトウループで4回転を一発決めたら、それ以上は止めて、クリーンなノーミスの演技をすることに集中したようだった。もちろんノーミスの演技をできることはスゴイことだと思う。でも、JoubertにはLambielのようなスピンも持ってなければ、高橋大輔のような音楽表現の感性も持ち合わせてないわけで、4回転を1回しか跳ばなかった彼にガックリ。そりゃ〜ショートの点差をあれだけ引き離せば、無理に危険な賭けに出なくてもいいんだけど、それでも観てる方としては退屈で、ヒロコちゃんはLambielがフリーで勝っても、総合得点でJoubertを追い抜け無いことに対して不満を漏らしていた。「じゃぁ、高橋大輔にそれ以上の演技を期待しよう!!」と私は言った。
高橋大輔･･･オメデトウ!!☆ 4回転トウループで、手をついてしまったり、その他スピン等怪しいところはあったけど、会場の盛り上がりで、そんなものは吹き飛んでしまった。このプログラム、私はとても好きなんだけど、本当に良い演技が観れて嬉しかった。そして、フリーでは1位!!☆　最終滑走のJeffrey Buttleは残念ながらミスだらけ･･･そして、大ちゃんは、日本男子初めての銀メダル獲得で、とにかく演技直後は涙･･･その後は万遍の笑みだった。彼は本当に耳が良くて、音楽を上手く身体で表現できるところが素晴らしいと思う。もちろん他の選手も素晴らしい振り付けで、上手く滑れているんだけど、たまに曲とずれてしまうところがある中で、彼はスッと音楽に入り込めるようで、絶対音ずれがないかなら感動する。本当に上手になったなぁー。次は、是非金メダルを目指して頑張って欲しい。今後も期待!!★　
Brian Joubertも、過去に銀メダル2回だけど、初優勝!! このために頑張ってきた!!･･･という気持ちが溢れていた。優勝インタビューの「お母さん、アリガトウ」メッセージが可愛かった。

感動的な、ハイレベルの戦いの後、私は再び会社に戻ってお仕事＊ ヒロコちゃんも2件友達と会う約束をしていたので、24:30ぐらいになって再び六本木で再会し、情報をキャッチアップした。