BABEL

BABEL

ようやく話題の映画「BABEL」を観てきたよ!!
正直、色んな感想を持つ人がいる映画で、ネガティブな感想もよく耳にしていた。そして落ち込むような暗い映画であることも・・・。
しかし、私が観た感想は、「スゴイ映画!!」。もちろん明るい気持ちになれる映画では無いけど、色んなことを考えさせられる映画であり、あまりにも壮大なテーマをとてもリアルに描いていて、衝撃的だ。誰もが、どこの国の人でも、この映画を観て想うことは沢山あるだろう。そう、いつも自分の生きている世界や立場の視点で色んな物事を捉えている。しかし、他の視点から同じことを見た場合どうだろう?! ・・・この映画は、我々は人間は同じ地球上で、共存しながら生きていることを思い出させてくれる映画だ。そして、そんな色んな視点を持つことができた監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ氏の本当にリアルな描写に拍手!!☆ しかも、役者ひとりひとりが引き立つ演出で、カンヌ受賞・・・納得だよ!! 
ちなみに、日本のチエコがWOMBにいるシーンの“ピカチュー問題”・・・私は全く問題なかったよ。確かにピカピカしてたけど、実際WOMBのレーザー光線ってまさにあんな感じだし、クラクラめまいがすることは全く無かった。それ以上に、目を思わず手で覆ってしまう強烈なシーンは色々あったしね!!★ 
こんな世の中、今どうこうすることは出来ないし、映画の中に解決策があるわけでもない。でも、この映画を多くの人が観ることによって、少しでも世の中について考えるきっかけになれば良いと思う。もう少し「愛」のある世の中に・・・。 
http://babel.gyao.jp/