FUJI ROCKデビュー☆
FUJI ROCK FESTIVAL '07に行ってきたゾ!! とうとう私も、FUJI ROCKデビュー☆
最近、ロックフェスとかいいながら、ロック以外のジャンルのアーティストも幅広く出演することになり、私のフェス参加率も上がってきたのだ。特に、今年はJOSS STONEをどうしても野外の山の中で聴きたかったのだ。そして、楽しく明るいMIKAもね。ミチとイヅミが最高だと言うTOKYO SKA PARADISE ORCHESTRAも野外で観たかったし･･･って全て29日（日）のアクトなんだけど、せっかくだから28日（土）から参戦。（※ちなみに、FUJI ROCK常連のイヅミは27日（金）から、過去1度FUJI ROCK経験者のミチは私と同じ28日（土）から、風邪でダウンしたFUJI ROCK初心者イクちゃんは、残念ながら29日（日）からの参加でした。）
28日（土）･･･ 恐らく人込みピークの日。越後湯沢に着き、荷物を置いたり色々していると、10時過ぎになり、シャトルバスは2時間待ち状態･･･＊ というわけで、タクシー乗り場に移動したものの、タクシーも来やしない!! 結局タクシー待ちながら、ミチとプレミアムモルツの缶ビールで乾杯。11時頃にタクシーで出発することができた。一緒にタクシーを乗り合わせたカップルは、わざわざ沖縄からJULIETTE LEWIS目当てに来ていたらしく、間に合わず可哀想･･･。そんな感じで私のFUJI ROCKは始まった。
SANDI THOM ･･･ "I Wish I Was A Punk Rocker"しか知らないが、今流行のシンガーソングライターをチェックしたかった。ちょうど雨が降ってきたから、唯一屋根のあるRED MARQUEEでちょうど良かった。しかも終わったら雨上がっていたしね!! しかしSANDI THOM、想像以上にイモ臭い姉ちゃんだった!! 化粧っけ全く無し、間違っても衣装とは呼べない洋服、曲調も歌い方もどこかカントリーテイスト。歌はかなり上手いけどね!! 途中で "I Wish I Was A Punk Rocker"を熱唱し、これにはさすがに会場も盛り上がり、素晴らしかった!! ･･･ 一発屋で終わってしまわないか心配。
イヅミと合流。私はビールを飲みながらプルコギ丼を食べた。味はまぁまぁ。
SWITCHES ･･･ 引き続きRED MARQUEEでテンションを上げた。CDは買わないけど、気分は上がる感じでちょうど良かった。4曲ぐらい聴いて、GREEN STAGEへ移動。
!!!(chk chk chk) ･･･ なかなかカッコよかった。なんて説明したらいいかわかんないけど、色んなジャンルが混ざっている感じ。しかし、途中から芝生の上で転寝して、それはそれで気持ちよかった＊「!!!」って、必ず「chk chk chk」と発音しなくてよくて、同じ言葉を3回繰り返せばいいんだってー。へぇ〜。
心地よい居眠りの後、RED MARQUEEへ移動中に、DJ AIKO 62たちに遭遇。
少年ナイフ ･･･ 初めて生で聴いたけど、アメリカで人気が出たのがよくわかった。ビックリするぐらい音痴なんだけど、それがまた個性に聞こえるようなヴァイブ。しかも音は良いしね!! この姉さんたち、キャリアを考えたら結構年配だと思われるけど、元気だよねぇー･･･なんて関心したりして。
KULA SHAKER ･･･ とりあえずGREEN STAGEに戻ってKULA SHAKERを途中からチェック。やっぱりノリの良い曲多いよね。それでもって、ヴォーカルがイケメンなのがずるい。（by ミチ）途中でイヅミはDACHAMBO＠FIELD OF HEAVENを観に行く、KULA後ろ髪引かれながら行っちゃった･･･。
KULA SHAKERが終わり、ミチとWHITE STAGEのトイレへ。その後、天気もよくなっていたので、うろうろと森林と川の間を抜ける道で、自然のパワーに癒されながらGREENへ戻ろうとしていた。その時、急にミチが大はしゃぎ!! 大人計画の松尾スズキ氏がそこにいたのだ。ミチ的には、松尾スズキ氏は、日本の著名人で会いたい人5位以内に入っているらしいので。思わず、「松尾さん、こんにちは。」と声をかけた。誰?!･･･っていう反応だったので、ミチは尽かさず「ファンです〜。」とフォロー。ミチは万遍の笑みで写真を撮ってもらった。その後、雑誌用にと一緒にポラを撮ってもらった。「モテテル感じで!!」と松尾氏からリクエスト。それにしてもミチ、くっつき過ぎやろ〜!!＊ その後、イヅミがHEAVENから戻ってきた。そうこうしているうちに、あー･･･そういやLILY ALLENやっていたのね･･･なんて気付いた時には、KAISER CHIEFSの始まる時間になっていた。
KAISER CHIEFS ･･･ GREEN STAGEでのパワフルなパフォーマンスに、ミチとイズミは大興奮。私は、もう少し冷静に観ていたが、なかなか良かったとは思う。後から聞いた話によると、KAISER CHIEFSのヴォーカルは、前日の夜、かなりお酒で荒れていたらしく、当日も相当二日酔いだったのだとか･･･。STAFF Ｔシャツ来て、二日酔いにしては、ステージ下りて、近くのポカリスエットのブースまでダッシュで走ったりと、かなり頑張っていたよね。（※ちなみにイヅミは彼と一緒にダッシュして、一応彼に触ったらしい。）
IGGY POP & THE STOOGES ･･･ トイレに行ったりしている間に、すぐに次のIGGY POPのステージが始まった。さすがにこの時間にもなるとGREEN STAGEは混んだ。最初は、数曲観たら、一度はORANGE COURTかFIELD OF HEAVENに足を運ぼうと思ったんだよね。でも、エネルギッシュなIGGYとカッコイイサウンドに取り付かれてしまった。しかも、途中でIGGYは観客をステージに上げちゃって、大騒動!!★ 遠くから観ていたから、よく経緯は分らなかったんだけど、どうやら後から聞いた話によると、IGGYがステージから落ちて、そしたらSTAFFがIGGYのことをIGGYだと気付かず、押しのけたらしく･･･それに怒ったIGGYは、STAFFなんか無視して皆ステージに上がれと言ったのだとか･･･。しかし、一端ステージに200〜300人のファンを上げると、もう収拾がつかなくて大変!!★ IGGYもしゃがんで歌う羽目に＊ 最終的にはIGGY:"BYE BYE〜!!"と帰れコール。間違いなく、IGGYのステージは、この日一番のMOMENTを作ったね!! その後、曲調が最初ほど良くなくなり、やっぱりORANGE COURTに行こうかとしたけど、行こうと思ったらまたカッコイイ感じになって、結局アンコールまでIGGY POP、スーパー60歳を拝んだ。あの腰のクネクネ感･･･相当ヤバイね!!
IGGYが終わり、今しか時間が無い!!･･･と、ORANGE COURTとFIELD OF HEAVENにお散歩に出かけた。森林の中の夜道は、相当キレイと聞いていたが、ミラーボールとかライティングが本当に幻想的で、これは一見の価値があった。しかも雨上がりな感じとかも全て含めて、スイスでのガールスカウト時代を思い出して、懐かしい気持ちになれた･･･。本当は、ゆっくりご飯も食べたかったのだが、BEASTIE BOYSに間に合わせるために、シチューを歩きながら立べた。ちょうど通りかかったWHITE STAGEではASHがパフォーマンスしていたが、こちらも入場規制がかかるほど盛り上がっていた。
BEASTIE BOYS ･･･ この日のGREEN STAGEのトリ。話題のジャジーな最新アルバムは全曲インストロメンタル。しかし、さすがBEASTIEも野外フェスのトリでインストは控えめにするかなーって思っていた。しかし、登場したと思ったらら、やはり格好は、例のBlues Brothersちっくな正装系。最初はガンガン以前のBEASTIEサウンドで攻めていたけど、隙あればインスト。そして、またインスト。かなりインストは多めだった。やっぱり、BEASTIEたちは相当あの新サウンドを披露したかったのだろう。いや、インストもかなりカッコ良くて、私は好きだったけどね。しかしトリだというのにイマイチ盛り上がりにかけるGREEN STAGE･･･座っている人や寝転がっている人もかなりいる。う〜む･･･＊ しかも私が一番聴きたかった"Intergalactic"やってないゾ!! ･･･と思ったら、アンコールでやってくれ、そして会場の盛り上がりもようやくピークに達して、オーディエンスの一体感が生まれた。これぞ、フェスの気持ち良さね!!
BOOM BOOM SATELLITES ･･･ BEASTIEが終わった後、イヅミ＆私はBOOM BOOM SATELLITESをチェックしにWHITE STAGEへ。･･･と思ったが、手前の音楽が聴こえるところで、座って珈琲を飲むことにした。ふぅ〜＊
帰り際に、外人の兄ちゃんに手を捕まれ、その夜の映画を観れる巨大スタンプを手に押された。･･･ってか、観ないし･･･。
その後、我々はあまり食べていなかったので、苗場食堂でとろろご飯with生卵＋きゅうりを調達。ゆっくりRED MARQUEEの近くの机があるところで食べて、しばらくくつろいだ後、ミチと私はこの日の宿が越後湯沢からさらに車で20分ぐらいのホテルだったので、さっさと退散。イヅミはもう少し夜中のRED MARQUEE楽しむと･･･♪
会場を去ったのが1時前。それからシャトルバスに少し並んだものの、2時には越後湯沢駅に到着した。ちなみにIGGYの様子や、KAISER CHIEFSの二日酔い話は、このバスで一緒になったイギリス人のおっちゃん2人とチェコ出身の若者から得た情報。このおっちゃん、毎年FUJI ROCKに行っているらしいが、かなり面白い人だった。しかしバスを降りてからが悲劇だった。宿に電話をして、ホテル側としては、私たちのためにシャトルバスをまわしてもらえるはずだったのに、急に現場の人の対応が変わって、最終のバスで降りてくる人まで待ちたいと･･･。結局、ホテルに着いたのは3時半近く!!＊ 2時間半以上かかったなんて、オイオイ･･･大阪まで行けるぞ!!★って感じ。宿に着くなり、温泉に入って、5時就寝。･･･長い一日だった･･･。
