ドルフィン・スイミング@御蔵島

御蔵島の夕暮れ

10月5日の夜… 仕事に追われながらも、なんとか21時に切り上げ、急いで家に帰って準備、ギリギリで22時半竹芝発の東海汽船に乗り込んだ。目的地は、御蔵島御蔵島は、伊豆七島の一つで、竹芝から南約200km、三宅島の隣にある、ドルフィン・スイムで有名な島である。野生イルカと泳ぎたいと思い、フリーダイバーで写真家のカズさんのツアーに、マリコ、ナオちゃんと参加した。実は、マリコと私は、このツアー参加のために、今週2回もフィンワークとスノーケリングのレッスンに通ったのだ!!★(ナオちゃんは足の怪我のため、海がぶっつけ本番)そもそもレッスンなんて必要なのかな?!* 最初は半信半疑だった私だが、実際参加してみると楽しかった。もちろんフィンを履いて、ラクに泳ぐコツを教えてもらうのは重要であるが、それ以上に自分の体のメカニズムと水の関係、呼吸法等を教わったことは、とてもためになった。…そして、船にゴロ寝をして、早朝6時頃、船は無事に御蔵島にたどり着いた。 

御蔵島にたどり着いて、一度宿へ。一休みして、8時過ぎに宿を出発、8時半発のドルフィン船に乗り込んだ。ドルフィン船とは、8人ぐらい乗れる、小さな船。島の周辺で、船長さんがイルカを見つけると、先回りしてくれるのだ。我々は、即座に船から海に入り、スノーケリングでイルカを観察できるのだ。イルカがいなくなると、また船に乗り込み、次のスポットへ移動するという流れ。まず驚いたのは、イルカの近さ!!★ 水面をプカプカしているだけで、本当にすぐ近くに野生イルカの群れがいるのだ。目の前に、イルカたちが迫ってきて、キューキューという泣き声もリアルに聞こえた。ベテランの人は、イルカの個体識別ができるらしいが、私は「イルカが一杯!!」と興奮しているだけ。しかし、自然の生き物に触れる感覚は感動的だ。カズさんは、まるでイルカのように泳ぎ、イルカを呼び寄せたり、一緒に遊ぶことだってできる。そんな様子を観ていて、少し羨ましく思った。私も海を自由に潜れるようになりたいナァ…そう思うと、スクールに通う必要性は更に感じられた。しかも、実際の海は波がキツイ!!* プールで泳いでいる感覚とは全く違うし、波の抵抗の中で、フィンを付けて泳ぐにはそれなりにパワーがいることも改めて分かった。しかし、最悪だったのは、私を襲った“船酔い”!!* マウイに引き続き、今回も最初のうちは平気だったが、次第に船酔いで気分が悪くなり、次第に海の波まで私の胃を持ち上げる感覚に襲われた。今回はちゃんと酔い止めも飲んでいたのに、全く利かなかった。アァ…この船酔いの弱さ、本当にどうにかしたいよぉー!!★ 

基本的に一日一回のドルフィン・スイミングではあるが、午後はカズさん+2名だけ船の空きがあるということで、じゃんけん。私は負けだが、マリコは参加した。ナオちゃんと私は、すっかり疲れてもいたので、宿でお昼寝。夕方マリコが帰ってくるまで爆睡状態だった。 


御蔵島は、ハイキングもできる大自然の島。多くのハイキングスポットは、ちゃんとガイド付きでしか行けないらしい。そんな自然をちょっぴり体験したいと、日が暮れる前に宿の近くにあるガイド無しで軽く行けるタンテイロの森へ自然体験に出かけた。緑いっぱいの中歩き、古い樹木などをに触れた。 

夜…夜空の星もキレイな中、心配ゴトが一つ。それは、翌日の東京へ戻る船が、沖縄に上陸する台風の影響で着岸できない可能性が高いというのだ!! 8日(月)も祝日のため、8日まで島で過ごしてもイイナーって思っていた最中、それどころか明日7日(日)の早朝に東京から到着する船に乗り込んだ方が良いという指令が出た。明日の朝を逃すと、数日は着岸が難しいだろうと…。それは、大変だ!!★ …というわけで、荷物をまとめて、翌朝は4:50分起床が確定した。