島の生活は大変だ!!

着岸できず御蔵島を去る船

御蔵島早朝予定通り4:50に起床、そして5時には皆車に荷物を詰め始め、5:30には東海汽船のチケットを購入し、港でスタンバイ。我々が泊まっていた宿だけではなく、島中の人々が働いていて、島に滞在していた観光客は全員港にいた。・・・東海汽船、予定通り港にやってきた。桟橋に着いた船は恐ろしく揺れていた。・・・そして、気付けば船は去っていった!!★ そう、なんと着岸できなかったのである!! オー・ノー!!*  
結局、この船は三宅島にも着岸できなかったらしい。このまま御蔵島にも着岸できないまま、八景島へと向かっていった。我々の荷物は再び車に詰められ移動。次なる目標は、この船がお昼に戻ってくる時に、御蔵島にいても絶対に着岸できないことから、三宅島に移動し、三宅島にて14時頃に船が無事に着岸することを祈ることだ。各宿が、漁船をチャーターして、漁船で三宅島まで移動することになった。再び酔い止めを飲むものの、私はまた最後の方で若干船酔い気味になってしまったが、無事に9時頃には三宅島にたどり着いた。 
それにしても、御蔵島の島の男たちの働きぶりには感激した!! 朝の5時から、彼らは島の観光客を無事に東京に帰すべく働き、その手際よさと、各宿の協力体制は素晴らしかった。そもそも御蔵島のドルフィン・スイムが始められたのは、1995年らしい。つまり、この島に観光に来る人が増えたのは、ここ近年の話。それまでは自給自足の生活をしていたのだろうし、人口250人の島は、そうは言ってもかなり観光化が進んでいない島である。天気はいくら良くても、ちょっと沖縄に台風が上陸するというだけで船が着けなかったり、島の生活は大変だ!! 


三宅島の波も半端じゃなかった。桟橋を波が覆ったりと・・・こんな状態で、お昼本当に船は無事に着岸できるのか?!* ただ待つことしかできない我らは、スーパーで朝食+船で食べる食料を買い込み、朝ご飯タイム。メンチカツバーガーと海苔弁当がスーパー美味しかった。そして船が着く、別の港へバスで移動して、更にダラダラとビーチで寝転がって過ごした。 

14時・・・東海汽船の船がやってきた。そして無事に着岸できた!! 拍手喝采!!☆ 我々は無事に船に乗り込んだ。船の中では、デッキに座り込んで、お酒にご飯と宴会モード。私はやっぱり最初は波が強い中、船の中を行ったり来たりして気分が悪くなったが、少し休んだら復活した。本当に、船に弱い私の体をどうにかしてくれー* そして、疲れたこともあり、数時間寝ていた。カズさんのフリーダイビングの後輩は、顔に落書きをされたり・・・。

19時半ぐらいか、無事に竹芝に到着・・・ 朝の5時から、東京に帰ることだけ考えて行動してきて、ようやく到着!! 御蔵島は海がしけると船が着岸できなくなることは日常茶飯事。しかしカズさんも、ツアーを始めて5年、ここまでの最悪な事態になったのは2回目だと言っていた。ドルフィン船に1度しか乗れなかったのは残念だが、それなりに内容の濃い一日を過ごし、それなりに楽しかった。・・・そして、無事に東京に着いたこともあり、御蔵島にしょっちゅう来ている他のカズさんのお友達や知り合いも混ぜて、船上から引き続き、陸でも飲み会を行い、24時過ぎて帰宅した。
本当に、内容の濃いツアーだった。来春、またシーズンになったらドルフィン・スイミングに行きたいナァ〜。