James Blunt Showcase

James Blunt

"You're Beautiful" がとにかく馬鹿売れのJAMES BLUNT一発屋かと思ったら、新しいアルバムもなかなか好評で、シンガー・ソングライターとしての地位を確立しつつあるよね。そんな彼のショーケース・ライブ@Liquid Roomに行ってきた。
このショーケース、単なるライブだけではなく、最初に彼主演のドキュメンタリー映像(約50分)の上映があった。そのタイトルは、「Return To Kosovo」。大学卒業後、イギリス軍にいた彼は、1999年にNATO平和維持軍としてコソボに派遣されていたんだよね。そんな彼が、有名になって、再びコソボを7年ぶりに訪れるという内容。昔、親しくしてくれていた家族に会いたいと探したが、結局再会することができず、とても残念そうだった。ドキュメンタリーの中には、99年当時の映像が盛り込まれいて、とても見ごたえのある内容だった。シンガー・ソングライターとしてが有名になってから、再びコソボの地に戻り、NATO軍の前でライブをする姿は、感動的だった。JAMES BLUNTの瞳がとてもキレイだったよ。1st. アルバムに収録されている"No Bravery"は、コソボ時代に戦車の中で書いた曲なんだってね。"You're Beautiful"が世界的大ヒット曲になった時、彼のこのようなユニークなキャリアについて、語られることはあまりなかったよね?! でも、今回2枚目を出すにあたって、更なる彼の“深み”を感じてもらうようなプロモーションは、とても有効的だと私は思う。 
「Return To Kosovo」のティザー↓


そしてJAMES BLUNTのライブ。約1時間のライブは、充実した内容だった。しかし、感動的なドキュメンタリー・フィルムを観たばかりだったので、実際彼が登場して歌いだした時は、「アレッ?!?!*」っていうぐらいイマイチに感じた。ギャップがあったのかもしれない。しかし、3曲目で、あの名曲"You're Beautiful"を歌ったのだが、歌の後半になって彼の気持ちがのってきたのか、急にライブのレベルが上がった。感動したよ☆ その後は、なかなか良い内容だった。ギターを弾きながら歌ったり、ピアノで歌ったり・・・。しかし、彼の魅力が最大限に出る時・・・それは、やっぱりバラードを歌っている時だろう。バラードを歌っている方が、彼の声の表現力の幅が広がる感じ。彼の魂が感じられる"Goodbye My Lover" は、鳥肌モノだった!!☆

最新アルバム「All The Lost Souls」は、1970年代の音楽を意識したとかいうアルバムで、シングルカットされている"1973"のタイトルにも、そのコンセプトは強調されているよね。でも、1973年って、彼が生まれる前じゃん!! ・・・自分のことを歌っているわりには、1973年って・・・* (なーんて突っ込みたくなるの、私だけ?!*)

デビューアルバム: "You're Beautiful", "Goodbye My Lover", "No Bravery"収録↓

バック・トゥ・ベッドラム

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最新アルバム↓

オール・ザ・ロスト・ソウルズ

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