初モギケン

with 茂木健一郎

イヅミが恋するモギケンこと茂木健一郎のイベントに行ってきた。・・・最近、茂木健一郎って、やたら人気があるよねぇー。うん、でも私“脳科学者”という以外、あまり知らなくって・・・* でも、彼のトークは良いとか、色んな人から聞くので、機会があれば生トークを聴きに行こうと思ったのよ。そんなわけで、今回はイヅミ、イクちゃんと。(※ミチは当日体調不良で欠席。) 
「CLUB KING presents 茂木健一郎 ジャパン・ツアー 『ホープフル・モンスターを探して』」という名のイベントで、茂木健一郎がアート関係の人と対談をするもの。 
1回目の対談相手は、谷田一郎(CMおよび映像ディレクター)。彼、最近やってるキリンSparkling Hopも手がけていたのね・・・。カッコイイなぁって思っていたのよ、コレ!! そもそも谷田さんって、画家を目指していた時期もあって、その時代に表参道でボロ布を縫い合わせた人形に出会った話などで盛り上がっていた。そして、お金のためにCGを勉強した話。そう、彼ってCGクリエーターとして昔は有名だったんだよね。未だにプライベートでは、絵を描いたり、木彫りに凝っていたり・・・。クライアントの制約がある仕事と、制約の無い仕事、それぞれについてどう思っているのか、どっちがやりがいを感じるか等、かなり突っ込まれていたけど、谷田さんにとってはどっちも一緒というか、どっちも一生懸命なわけ。・・・でも、その感覚すごく良くわかる!! そこで、谷田さん良いこと言った。「制約がある方が自由にできる。制約がなく自由にやってくださいと言われた方が行き詰るし、世の中の若いアーティストもきっとそうだろう。」と。なるほどぉ!!★ 私も高校の授業で、籠の中の鳥の話を聞いたことと同じだと思った。籠の中に閉じ込められた鳥は、自由になることを夢みるけど、いざ自由を手に入れると、自由の中で生きていくことの難しさを知る話を教わった。だから、自由教育にも意味があるのだということも・・・。つまり、目的を持つことが重要で、目的が定められると、迷わないってことね。まぁ、そう言ってしまうと、“当たり前”のことなんだけどね★ あと、茂木健一郎、やたら「メジャー感」について興味を示していた。谷田さんはCMの仕事では「いかにメジャーであるか」を大事にしていると言っていた。大手企業のCMの最後にサウンドロゴ(CI)が入るだけで、メジャー感があるとか・・・。っていうか、当たり前じゃん!!★ って思うが、それ広告業界にいる私ならではの感覚なのかな?! 少なくとも、茂木さんは“へぇ〜”と驚き、関心していたわ。 
間に休憩を挟み、ブレイクタイム。そして2回目の対談相手は、北川フラム(アートディレクター)。このオジサン、公共の場や地域までをアートにしてしまうアートプロデューサー的な人。何より、面白い人!!★ とにかくお茶目で、不思議という方が正しいかもしれない。フラムという名前も本名らしく、その年代でフラムという名前を付けたご両親も、きっと相当非凡な人だったに違いない。そして、北川さん。会場のすぐ隣で、昔割烹屋やっていた話とか(スタッフにご飯を食べさせるために)、更に生活費のためにやることとして麻雀には一番自信があるとか・・・とにかく掘れば山ほどネタが詰まっているようなお方。スーツに、真っ赤なネクタイと真っ赤な靴下・・・お茶目だわ〜。そんな北川さん、もちろんしゃべり始めたら面白すぎて、茂木健一郎はあくまでもファシリテーターに留まっていた。  
イベントが終わり、イヅミは来る途中で見付けて買った青いバラ1本を、茂木さんにプレゼントしていた。嬉しそうなイヅミ、最高に可愛かった!!☆ その後、茂木さんと仲が良い私の元直属の上司がいたお蔭で、一緒に写真を撮ってもらった。イヅミ、マジでハッピー全開で、私も嬉しかったわ。
イベント自体、その後ライブセッションとかがあったりしていたが、私はミサトの家に遊びに行くことにしていたので、イヅミ、イクちゃんより一足先に会場を後にした。
で、モギケンの感想だが・・・今回は対談だったので、あまり彼の魅力が分かりきれなかった。もちろん、色んなジャンルのことに興味があり、幅広い話題に対応できて、とてもインテリでスマートな人だとは思ったけどね。今度は、モギケン一人の公演とか聴いてみたいナ。