大腸内視鏡検査

「繪もん」アップルパイ

30才になると、健康診断の項目が増える。それと同時に、ひっかかる確率も増えるわけで、なんと検便でひっかかってしまった。そして今日、会社を休んで、広尾の日赤医療センター大腸内視鏡検査を受けてきたのだ。午後13:30〜の検査ではあったが、6時間前から10分おきに飲まなければいけない2リットルの下剤があるので、会社なんて行っている場合では無いのだ。 
これが、予想以上に大変な検査だった!!★
・・・まず、朝からの下剤摂取・・・。不味いと聞いていた下剤は、それほど酷い味でもなかったが、何も食べず、あの量を飲むこと自体が苦痛だった。そして、飲んでトイレ、飲んでトイレの繰り返し・・・*
実際、日赤に行くと、検査の前にまずお腹の動きを抑える注射を一発。そして、ベッドに寝転がると、肛門からカメラを入れられるのである。その後、お医者さんはひたすら大きなモニターを見ながら、まるでラジコンをいじるかのように操作し、カメラは私の体内をどんどんグルグル回りながら進んでいく。そのモニター画面は、寝ている私からも素晴らしくよく見えるのだが、なんだか見ていると気持ちが悪い。そして、カメラが体の下の方にある時はそれほど違和感もないのだが、上に上がってくると相当辛い感覚がある。しかも、体内の構造の問題か、カメラが上手く進まないと、「お腹押さえて!!」とかお医者さんが言うと、看護婦さんが一生懸命私のお腹を押すのだ。次第に、胃や心臓近辺まで来た時、相当苦しくて、「ウゥゥッ*」って唸ったら、お医者さんが「ちょっと構造が複雑だな。鎮静剤を打とう、2.5。」と看護婦さんに指示。そこで、看護婦さん「2.0でいいのでは?」と一言。するとお医者さん「それじゃ、効かない。2.5!!」と。・・・オイオイ、何の単位かしらないけど、私は暴れている獣かよっ!!★ 「今日は、車運転する予定無いですよね?」と看護婦さんの確認の後、再び注射をぐさっと刺されて、私はグッタリ* 
検査が無事終わり、・・・「異常はありません。」と診断された。・・・良かった。もしポリープなんかがあった日には、そのまま切って、一週間飲酒禁止令が出るところだったから・・・。しかし、鎮静剤のせいで、ふら〜っとしているので、そのままベッドに担ぎ込まれて、私は2時間ぐらい病院のベッドで爆睡した。 その後、目覚めても、お腹の調子は良くなかった。自分でも自分のお腹の中がどうなっているのかさっぱり分からない感覚だが、痛いというか、苦しかった。すると、看護婦さんがやってきて、「そろそろ・・・」と。苦しかったが、処置をしていないから大丈夫だと看護婦さんは言うので、着替えて、しばらくソファーに座って休んでから帰宅した。  

そんな中ではあるが、夜は制作プロダクションとの忘年会が控えていた。千駄ヶ谷にある美味しいもつ鍋Dining「繪もん」に行ったのだが、ここはもつ鍋以外の料理も、何を食べても美味しい。しかし、私のお腹はまるで自分のものとは思えない状況だったので、何を食べても、空っぽのお腹がビックリしてキュルキュル動く。もう気持ち悪いったらありゃぁしない!!★ お酒も禁止されたわけでも無いけど、全く飲む気になれなかった。注射の影響でお腹の動きもまだ正常に戻っていないだろうし、下剤の効き目も切れていないのか、トイレに行くタイミングが全くコントロールできない状況で、しょっちゅうトイレに駆け込んだ。あ〜・・・異常なくて良かったけど、その一言をもらうために、マジ大変な思いしたわー* 
(※写真は、「繪もん」の4種類のソースのアップルパイ。絶品!!☆ こちらはキャラメルソースだよ。)