MAROON 5 @日本武道館 

MAROON 5

最近最もワールド・ワイドで万人受けして勢いのあるバンドMAROON 5のライブ@日本武道館に行ってきた。日本でも、何曲CMタイアップが付いたんだというぐらいの人気ぶり。去年彼らはZEPPで1日だけ来日公演を行ったけど、あっという間(2分という噂)でチケット完売で、油断していて観に行けなかったのよねぇー。だから、今回はバッチリチケット確保して、楽しみにしていたってわけよ。ラッキーな私は、しっかりアリーナど真ん中前から8列目ぐらいで観ることに♪ 

それにしても今回の日本公演も、東京の武道館2日間は完売、追加公演まで出たぐらいで、やっぱり凄まじい人気だよね。でも、そんな人気があるだけのことがある、短かったけど、非常に素晴らしいライブだった。シンプルなセットだけど七色に変わるライティングで非常に洗練されたステージ、非常に厚い音色のバンド演奏に、Adamの高音ヴォーカル。アップテンポの曲から始まり、後半にポップス系の曲と、ステージの構成も非常にメリハリがあって、とにかく充実したステージだった。バンドの演奏は素晴らしいが、Adamのカリスマ性もビンビン感じたわー。イヅミ、ミチ、ヨウコと一緒だったが、皆予想以上に良かったと興奮してくれて、更に嬉しかった。特にミチは、そこまで期待していなかったから・・・。 

MAROON 5が、なぜこんなに万人に受け入れられて成功しているバンドなのか・・・それは、私は彼らが凄くあらゆるジャンルの音楽をクロス・オーバーできているからだと思う。ベースはロックでも、とってもポップスの要素も取り入れて、非常にコマーシャルである。しかし、単なる「POP ROCK」という表現では不十分で、私は「FUNK ROCK」と勝手に呼んでいる。とってもGROOVE感溢れるビートとサウンドは、非常にFUNKの要素が強く、ちょっとDISCOでもある。その昔、ロックのアーティストは結構ファンクっぽい音も取り入れてた気もするんだけど、最近のロッカーって、純粋にロックしかやらないというか・・・だからなんだろうけど、圧倒的に人気を誇るバンド自体もいないよね。どうしても、アメリカでもヒットチャートを賑わすのは、R&B/HIP HOPだったり・・・。そんな中MAROON 5の音楽は幅広いし、だからこそ早々からKANYE WESTのコラボをしたり、ブラック・ミュージック界の中でも評価が高いのよね。デビューアルバム「Songs About Jane」の中の大ヒット曲 "This Love"のKANYE WEST REMIXとかもカッコイイもんね。あんまりROCKを聴かない私もMAROON 5が好きなのは、そんなFUNK ROCKなバンドだからなのよ。 

そして、日本のファンに捧げると歌った "Nothing Lasts Forever" ・・・この歌は去年発売された2ndアルバム「It Won't Be Soon Before Long」に収録されている曲だけど、KANYE WESTの "Heard 'Em Say"と同じサビでお馴染みの曲。…スゴイ好きな一曲で、切ないが良い曲だよねぇー♪ 
こちら、MAROON 5が初めて"Nothing Lasts Forever"をパフォーマンスした "45th at Night" でのパフォーマンス。私は、年末MTVジャパンで放送していたのを観たけど、KANYE WEST以外にもEVEとのコラボも有り、こじんまりした箱にステキなゲストまでの、非常に贅沢なライブで、ステキだったわー☆ 小さい箱でも是非観たいMAROON 5のライブ!! ↓


ところで、今回MAROON 5の日本ツアーの前座には、MAROON 5のお墨付きインディースバンドSOFTが演奏した。前座の宿命で、可愛そうなぐらい盛り上がらなかったけど、バンドの演奏はなかなかカッコ良かった。ただ、ヴォーカルの歌がイマイチなんだよねぇー。歌唱力無いというか、やる気すら感じられず・・・。でも彼等、ライブ終了後、メンバー全員でCD買ってくれた人にサインしていたよ。ガンバレ* 

イット・ウォント・ビー・スーン・ビフォー・ロング

イット・ウォント・ビー・スーン・ビフォー・ロング

こちらデビューアルバムの、"This Love" のKanye West Remix収録バージョン↓
ソングス・アバウト・ジェーン Special Edition-

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