僕の彼女はサイボーグ

僕の彼女はサイボーグ

来月公開の映画「僕の彼女はサイボーク」を試写する機会に恵まれた。この映画は、私が是非とも観たいと思っていた映画だった。その理由は、1.クァク・ジェヨン(「猟奇的な彼女」等)監督・脚本による日本映画であること、2.私が最近の若手俳優の中で実力があって好きな2人、綾瀬はるか小出恵介主演であること、3.予告編の綾瀬はるか小出恵介が、いつもテレビや映画で見ている姿ではなく、まるで韓国人俳優を見ているようだったこと… この3つだ。 
まだ公開前なので、あまり多くは語らないが、・・・結論から言うと、非常に楽しく、切なく、キュートで、夢溢れる映画で、I LOVED IT!!☆ 一目ぼれした女の子が、1年後にサイボークとして現れ、サイボークと恋愛する話なんだけど・・・こういった非現実的ファンタジー恋愛ストーリーの映画の場合、エンディングがしっくり来なかったり、どこか中途半端だったり、中だるみしたりとしがちだけど、この映画は最初から最後まで退屈することなく、2時間は本当にあっという間に感じられた。何より最後のオチまで、しっかりと描かれている。全くリアルじゃないのに共感できる、非常にポジティブな映画だ。 
そして、やっぱり素晴らしいのは、その韓国的感性で仕上がった映画であること。監督以外のスタッフはほぼ全員日本人なのに、何故か日本の作品らしくなかったのは、やっぱり監督のディレクションあってこそだろう。ストーリーそのものや、強い女性の描き方も非常に韓国的だけど、それ以上に衣装、ヘアメイク、色彩感覚が日本映画っぽく無いのだ。予告編通り、本編で見ても、綾瀬はるか小出恵介は別人のようで、特に小出恵介は、良い俳優だということもあるんだけど、本当にまるで韓国人俳優を見ているようだった。 

良い演技をする小出恵介、とにかくキュートな綾瀬はるか、ユニークなストーリー展開、コメディー要素あり、アクションあり、CGありの韓国的センス溢れる映画・・・ 5月31日ROADSHOW・・・お勧めよん。 
http://cyborg.gyao.jp/ (←TOPページで予告流れるよ。)