セレブなSEOUL〜狎鴎亭・清潭洞

今夜は、韓国に住む私の高校からの友人ナッチャンと会う約束をしていた。ホテルに着いて、一通り何処に行くかを母親と議論し、狎鴎亭・清潭洞(アックジョン・チョンダムドン)地区に出かけることに決め、夕方ナッチャンと連絡を取りギャレリア百貨店(The Galleria)で待ち合わせることにした。2回目のソウルとはいえ、江南地区には来たことが無かったので、私は純粋にセレブでお洒落なエリアがどんなものか見てみたかったのだ。何がともあれ、お洒落なエリアにこそ、その土地(国)のトレンドを感じ取ることができるからね。 
COEXからタクシーで、ギャレリア百貨店に向かった。途中、清潭洞のいわゆる高級ブランド店がずらっと並ぶ、まさに表参道な雰囲気のブランド通りを通り、これが韓国のお金持ちの世界かーっ・・・と実感。しかも、韓国のお金持ちは、ハンパ無く金持ちだからね!!★ 清潭洞って、地下鉄の駅から遠く離れていて、車でした移動しないお金持ち以外を寄せ付けない立地なんだって。  
そしてギャレリア百貨店に到着。ナッチャンとの待ち合わせまで時間があったので、早速百貨店に潜入!! まず、1階はアクセサリー売り場・・・日本と明らかに異なるジュエリーのテイストで、大振りのものがとにかく多い。ピアスでもネックレスでも、とにかくチャームやストーンが大きいのだ。そして、2階・3階とファッションチェック。基本的に、海外ブランドが多く入っていて、お馴染みのブランドが多い。しかし、いくらお馴染みのブランドでも、韓国でセレクトしているラインアップは、日本とは明らかに異なり、韓国ウケする派手目のものが多い。また、欧米ブランドだけでなく、日本のブランドも入っているのが新鮮だった。靴はカワイイものが多かったが、何かと高い!!★ 基本的に20万ウォン(約2.5万円)以上のものしかない。ちょっとカワイイと思いきや、35万ウォン(4.3万円)とか!! ヒョェ〜★ ナッチャン曰く、韓国のお金持ちは日本に買い物に行くらしいが、かなり納得。
そんな中、早速MS by Martine Sitbonの紺・シルバーのCUTEなバッグをSALEの中から発掘し、購入!!☆ ソウルでのショッピング第1号・・・ちょっとアガル私。ちなみに、MS by Martine Sitbonは、日本ではなかなか買えないブランドだが、かなり可愛いので気に入ったわ。 
そして、ナッチャンと会う・・・なんと3年ぶりの再会。結婚し、旦那さんの赴任先ソウルに住んで3年経つナッチャン。韓国語ペラペラで、背は小さくても、頼もしい!!☆ ・・・というか、風格もすっかり韓国人化していて、ファッション・髪型だけでなく、日本にいた頃よりパワフルに感じられた。海外に住むと、人間タフになるのかもしれない。
残念ながら、雨が降ったり止んだりのイマイチな天気。ナッチャンと共に、お洒落な街、狎鴎亭を散策した。まず、ロデオ通り・・・最初の方はかなりお洒落というか、渋谷・原宿な雰囲気。様々なブティックが並ぶが、若干グチャグチャしている。しかし、ちょっと歩くと代官山的な空気になってくる。ナッチャンが持ってきてくれたBAILAの狎鴎亭特集に載っているショップなんかをチェックしながら・・・。セレクトショップ的にはお店は、本当にお洒落でお値段も高い!! 流行はかなりおっかけている感じだ。
ナッチャンが、私をある靴屋に連れて行ってくれた。suecomma bonnie というお店で、どうやら人気のお店らしい。韓国では、色んなものがオーダーメイドで作れるのだが、ここの靴屋セミ・オーダーで、好きな革・形・色・ヒールの高さを選べるようになっているのだ。せっかく来たからには、一足作って帰ろうと意気込んだ。色々迷ったが、「韓国らしく派手な方にしたら?」というナッチャンの一言で、結構派手めなデザインのパンプスをオーダーした。ベージュエナメルにゴールドの模様入り、中敷もベージュ、ヒール高め(何センチか不明)、幅広にしてもらった。お値段は、あまり可愛くなく30万ウォン(約3.7万円)!!★ だが、日本まで無料で発送してくれるので、良しとしよう。
その後、私はガイドブックに乗っていて立ち寄りたかったkAoRIという帽子屋さんに行った。こちら、日本の文化服装学院でも勉強したことのあるデザイナーのお店。芸能人やセレブの愛用者も多く、ファッションショーにも使用されていたりするらしい。こちらのお店でも、一つフェルトの黒い帽子9.8万ウォン(1.2万円)を購入。

いや〜色々買ったねぇー* 足もくたびれたねぇー*・・・ってことで、帽子屋さんの隣のお洒落カフェに入って、キウイジュースを飲んだ。
・・・っていうか、ソウルは本当に変わった!!★ まず7年前は、人々はとってもアメリカンなファッションに身を包んでいた。ダボダボ系ファッションで、バギージーンズ履いて、アウトドア系リュックを背負っていた人がとにかく多かった。ワールドカップ前だったこともあり、まだ日本文化はあまり認められていなかった。しかし!! 今では、人々の半分ぐらいは日本人のような格好をして歩いている。もしかしたら、半分よりも多いかもしれない。今では、日本ぽいテイストのものが好まれているのだ!!☆ そして、狎鴎亭だからということもあるが、どの角にもお洒落なカフェがあるのに驚いた。・・・その辺、もしかしたら日本よりスゴイかもしれない。悪天候疲労で、お洒落カフェが一杯並ぶ並木道カロスキルまでは行かなかったけど、ソウルのお洒落な雰囲気に驚かされた。